薬局で倒れて九死に一生! アナフィラキシーから奇跡的に生還した米国人女性とスタッフの好判断

公開日: 更新日:

 米バージニア州に住む女性がアナフィラキシー(重度のアレルギー反応)を起こしたが、何とか薬局にたどり着き、スタッフらの適切な対応で奇跡的に命を取り留めた。

 九死に一生を得たのは、同州フェアファックス郡クリフトンに住むブルック・フルハムさん(写真右)。11月18日、同郡バークにある大手薬局チェーンCVSで息子の処方箋を受け取った後、車に乗った時、アナフィラキシーの症状を感じ始めた。

 車のサンバイザー(日よけ)の鏡に映った自分の顔が「完全に腫れ上がり、目がほとんど閉じている」ことに気がついた時には、もう手遅れになりかけていた。

「息もできなかった」というブルックさん。車内においてあったエピペン(アナフィラキシーを緊急に治療するための自己注射器)をつかんで、よろめきながらCVSに戻り、店内で倒れた。そして駆け寄ったスタッフにエピペンを渡し、意識を失った。

 CVSのマネジャーとスタッフ2人がブルックさんにエピペンを打ち、緊急通報を行って救急車を呼んだ。ブルックさんは病院に搬送され、その日の午後3時には退院できた。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    パワハラ騒動で楽天退団 安楽智大の去就どうなる? 兄貴分・田中将大の自由契約で話題沸騰中

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    田中将大獲得に及び腰なのは《復活うんぬん以前の問題》…“外野”がフォローするほど現場との温度差浮き彫り

  1. 6

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 7

    巨人が“大山資金”で怒濤の上積み…FA石川柊太争奪戦で5球団「3年6億円」横一線の均衡破る

  3. 8

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  4. 9

    フジテレビ『ザ・ノンフィクション』で注目された50代男性の裏話と結婚できる中高年の境界線 

  5. 10

    石破政権を直撃!岩屋毅外相につきまとう「100万円」疑惑…米国発カジノ汚職で再燃