【東京佐川急便事件】異聞(169)官房副長官が法務事務次官に「起訴猶予の線で押して」と伝えた
金丸信の5億円闇献金捜査で政界から法務・検察側に干渉があったのは、検察が「容疑を認める上申書による罰金処理」の処分方針を決めた直後のことだった。
法務事務次官だった根来泰周が残した覚書「検事総長の椅子」は、その状況を以下のようにつづる(太字部分は覚書からの引用)。
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