81歳の妻がナイフで夫を刺し…“30年目の浮気”は大目に見てもらえない 高齢者ほどリスキー
20日付の日刊ゲンダイでも報じたが、夫の浮気を疑って口論になり、ナイフで刺して軽傷を負わせた三重県津市の妻が県警に逮捕された。夫婦ゲンカの末の刃傷沙汰……ままある話だろうが、この2人は共に81歳というから、ある意味、お元気だ。
ただし、夫に身に覚えはなく、浮気疑惑は“冤罪”だったようで、ある精神科医は「一般論ですが、浮気しているとか物を盗まれたといった妄想は、認知症の典型的な症状のひとつ」と話す。
81歳妻が認知症だったかどうかは不明で、あらぬ疑いをかけられた夫はとんだ災難だが、今どきのシルバーは若い。実際に“やる気まんまん”で浮気する高齢男性も少なくないようだ。
家族問題評論家の池内ひろ美氏は「今は60代、70代、それこそ80代でも“お金”と“お薬”の力を借りて浮気できる環境が整っていますからね」とこう続ける。
「スマホを使いこなせる高齢男性も増えていますし、小遣い稼ぎで“パパ活”に励む30~50代の主婦なんかもいます。彼女たちにとって昼間に会えて、小金を持っている高齢男性はいいターゲットというわけで、マッチングしやすい」