東條英機内閣が誕生し、陸軍省のM将校が担当した石油調達の裏事情
昭和16(1941)年10月17日に東條英機内閣が誕生した。近衛文麿が内閣を投げ出すような形になったが、天皇と内大臣の木戸幸一は、開戦を急ぐ陸海軍の強硬派をなだめるため、強硬な開戦論者である東條を使って抑えることを考えた。天皇は東條にこれまでの政策を白紙還元せよと指示して組閣を…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り872文字/全文1,012文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】