国民民主党「パワハラ問題」ウヤムヤ決着狙いミエミエ…玉木代表が被害者に言い放った“隠蔽圧力”発言
地方選で連勝し、乗りに乗る国民民主党。参院選に向けて新たな経済対策もまとめ“絶好調”だが落とし穴がある。千葉県連のパワハラ問題だ。
パワハラの疑いをかけられているのは、昨秋の衆院選で千葉5区から出馬し比例復活した岡野純子衆院議員と、県連幹事長の天野行雄県議。被害を訴えているのは工藤由紀子浦安市議だ。
もともと専業主婦だった工藤市議は、岡野氏に請われて2023年の浦安市議選に出馬(県連は岡野が出馬要請した事実はないと否定)。当選したが、選挙中に岡野氏に助言を求めても「忙しい」などとあしらわれ続けた。その後、岡野氏の衆院選の選対本部の事務局長を務めたが、連日叱責を受けるなどした結果、体調不良に。昨年5月に適応障害の診断を受け、6月に県連に離党届を提出した。
こうした問題を受け、現在、党本部主導で事実確認を行っている。ところが、第三者機関による調査を玉木代表がかたくなに拒んでいるため、県政関係者からは「本気で調べる気があるのか」「岡野さんらに軽い処分を下して幕引きするつもりじゃないか」といった声が上がっているのだ。