「ラウンドワン」海外100店舗へ出店加速するワケ…米国での売り上げは国内の6割に
遊技施設「ラウンドワン」の米国事業が好調だ。2010年にロサンゼルスで海外1号店を出店、18年度に30店舗を達成した。現在では14店舗のカリフォルニア州を中心に、東のニューヨーク州まで全米で54店舗を運営する。
日本と同じくボウリング場やゲームセンター、スポッチャ、カラオケなどの設備を構える。ロードサイドのショッピングモールなどに出店し、買い物ついでに寄る客も多いという。国内店舗ではボウリングの売り上げが2割、アミューズメントが5割を占める一方、米国店ではそれぞれ1割、7割とアミューズメントの比率が高い。ゲーセンのUFOキャッチャーにはアニメファンも訪れるようだ。
「アメリカの地方は本当に娯楽がない。古いボウリング場やゲーセンはあるが、何でも揃うラウンドワンの方が消費者にとって魅力的なのだろう。カジノはあるが、日本のパチンコのように、そこら中にあるわけではないですし」(米国経済に詳しいジャーナリスト)
米国では飲食店やゲームセンター、ビリヤードなどを備える「デイヴ&バスターズ」がラウンドワンの競合として挙げられる。しかし店舗数は全米約170であり、ラウンドワンに出店の余地があった。また、カジノ関連施設は全米に約1000カ所あるといわれるが、パチンコ店が約6000ある日本と比べれば、その密度はかなり小さい。