東条英機は「自分に抗することはお上に逆らうことである」と考えた
天皇としてはいかなることがあっても避戦という立場にこだわっていたのが、「戦争やむなし」の心境に傾いたのは11月5日の御前会議の前後であった(昭和16年)。そしてこの時に12月8日が開戦の日だと知ったことになる。奇妙な言い方になるが、天皇はほとんど現実に動いている政治や軍事の動き…
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