日本ハム大砲レイエスの原動力は「7人の子供たち」…二軍でも手を抜くどころか元気いっぱい

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「メジャー実績がありながら、あれだけ練習熱心な外国人は初めてじゃないか」

 日本ハムOBがこう言った。12日現在、リーグ2位につけているチームを4番打者として牽引するフランミル・レイエス(29)に関してだ。

 11日の西武戦では延長十一回に19号のサヨナラ本塁打。8月から9月にかけて球団記録を更新する25試合連続安打をマークし、8月の月間MVPに選出された。ここまで87試合に出場して打率.290、19本塁打、53打点と気を吐いている。

「大砲の割にスイングがコンパクトで、打つときに体の軸がブレない。首脳陣は慣れれば活躍するとみていましたけど、開幕後は日本の野球に適応できず、5月中旬から約1カ月、ファームでの調整を余儀なくされた。何しろメジャー通算108本塁打ですからね。ふてくされたりしないかと危惧する声もあったのですが、二軍では手を抜くどころか元気いっぱい。明るく周囲の笑いを取りながら、ひたむきに汗を流してたもんだから二軍のスタッフも目を白黒させていました」とは前出のOBだ。

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