愛子天皇待望論と国連の「皇室典範改正勧告」が悠仁さまの大学入試に与える影響とは
「悠仁さまが東大や筑波大といったステータスの高い大学を目指すことになった原因のひとつ」として宮内庁OBが挙げるのは、しばしば聞こえてくる愛子天皇待望論。「悠仁さまを軽んじる声が高まるたびに、秋篠宮家の感情は揺さぶられてきた」という。
国連の女性差別撤廃委員会(CEDAW)は先月末、日本政府に皇室典範の改正を勧告した。皇位継承を男系男子のみとしているのは男女平等の観点から問題だと指摘した。これに対し、会見で林芳正官房長官は「委員会に強く抗議し、削除を申し入れた」と述べた。
CEDAWが皇室典範について勧告するのは今回が初めて。ただし前回(2016年3月)、日本のジェンダー政策の取り組みを審査した際も、勧告寸前までいった。「原案では皇室典範の見直しを求める記述があった」と振り返るのは英字紙記者だ。
「事前に提示された見解案では女性天皇を認めないことを問題視する一文があったんです。この時は日本政府が抗議し、表に出る前に削除されたのですが、その後8年間、何ひとつ進展が見られず、業を煮やしたCEDAWが今回、勧告に踏み切った」