マイナ保険証への一本化に医師らが撤回要請 官僚はタジタジ回答、場内から総ツッコミ!
この期に及んでもゴタゴタだ……。
全国保険医団体連合会(保団連)や、全国労働組合総連合(全労連)などで構成される「マイナンバー制度反対連絡会」がきのう(7日)、国会内に集結。医師・歯科医師ら約100人が、厚労省とデジタル庁に、現行保険証廃止の撤回を求める要請書を提出した。
厚労省の担当者は「マイナ保険証に懸念を持っている方も一定数いると考えておりますので、引き続きカードの安全性や利用に向けた周知を行うとともに、資格確認書の活用も含めて、丁寧に周知していきたい」と、相変わらず紋切型の回答。納得いかない様子の参加者からは「マイナ保険証のデメリットをそもそも把握しているのか」「急ぎすぎなのではないか」など厳しい質問が飛んだ。
政府はマイナ普及に必死だ。参加した医療関係者によると、今月に入り全国各地の医療機関に「マイナ保険証の利用促進のための施設内設計とお声かけ方法」といったマニュアルや、「患者の皆さま、マイナンバーカードで受付してください」と書かれたポスターが送られてきたという。