鈴木貫太郎首相はポツダム宣言を「黙殺するだけ」と答えた
穏健な訳語を用いた外務省訳のポツダム宣言は、天皇の元にも届けられた。外相の東郷茂徳は鈴木貫太郎首相の元にも訳文を持ってきた。13項目の文書のうち、最後の項目は次のようになっていた。
「我々は日本国政府がただちに日本国軍隊の無条件降伏を宣言し、且つ誠意ある行動に移れば、適当…
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