最近辞めるアナウンサーが多いですが、憧れの職業ではなくなったのでしょうか
いえ、局アナはまだ憧れの職業ではあると思います。なぜなら局アナは「新人の頃からたくさん番組に出られて顔が売れるから」です。ただ、局をすぐ辞めたほうがトクなのです。現状では特に女性アナはすぐ辞めたほうがトクです。
局にいても女性アナは「育ててもらえない」からです。男性アナは「スポーツ実況のプロになる」とか、実績を積むほど仕事が増える感じで、局内のアナウンサー以外の職種で出世する道も開けています。もちろん建前としては女性アナもそうなのですが、実際には制作サイドも「タレントの代わりに若い女性アナを使いたい」みたいなメンタリティーを脱しきれておらず、「新人女子アナをレギュラーに抜擢」みたいな話ばっかり耳にしますよね。残念ながら女性アナは頑張っても「若い後輩に仕事を持っていかれる」のでだんだん先細りになる感じは否めないのです。そのうえ生番組のメインMCの座はだいたい「他局を辞めたフリーの大物女性アナ」に奪われてしまいます。
■「有名になるなら若いうちが勝負」
どうせ頑張っても育ててもらえないなら、少し顔が売れてきた時点で辞めたほうが絶対トクです。最近はテレビ以外にも、ネットなど様々なメディアやベンチャー企業などで女性アナの需要がウナギ登りですから、知名度とトークスキルでガンガン稼げます。そしてその結果有名にもなれる。