トランプ再来でガザは停戦も…ロシアで死闘を強いられる北朝鮮兵の非道すぎる扱い
「ウクライナ側はロシアの非人道性を訴える目的のほか、捕虜交換のために北朝鮮兵の生け捕りに注力していますが、てこずっている。追い詰められた北朝鮮兵は、手榴弾などを使っておおむね自決してしまう。そうでなくても、深手を負ったとみるや、ロシア兵が顔を撃ち抜いて息の根を止めてしまう。北朝鮮兵はロシア南部のトゥバ共和国出身のロシア兵と偽装されているため、徹底的に身元不明にするための工作です」(現地メディア関係者)
米政策研究機関「戦争研究所」の分析によると、クルスク州に展開する北朝鮮兵の死傷者は1日あたり92人。このペースが続けば4月中旬までに全員死傷する可能性があるという。ウクライナでの停戦実現を「6カ月以内」に後退させたトランプは、プーチン寄りの決着を模索中。法の支配か人命の重みか――。誰もが納得する着地点は見えない。
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ロシアは北朝鮮兵の受け入れを「プロジェクト・ボストーク」(東方計画の意)と命名。独裁者2人は一体何をやらかすつもりなのか。●関連記事『【もっと読む】プーチン×金正恩でタッグ…ロシアが北朝鮮兵の受け入れ「プロジェクト・ボストーク」の勝算』で詳報している。