覆面パトカーごっこで現場に急行し、タクシーに衝突…“あぶない会社員”の呆れた動機

公開日: 更新日:

 タクシーはニセ覆面パトカーの助手席のドアに突っ込み、2台はその場で停車した。

 タクシーの運転手(61)と乗客3人は捻挫などのケガを負い、全治2週間。事故を起こした本村容疑者が自ら110番し、「パトカーごっこ」を“自供”した。

 2人は調べに「警察官が職務質問する様子を見るためにパトカーを追いかけた」と供述しているという。

「車内には回転赤色灯はもちろん、センターコンソール付近には本物のパトカー同様、ハンドマイクやサイレンのスイッチ、スピーカーの音量を調整できる機器まで取り付けられていた。被害者にケガをさせたことから過失運転ではなく、危険運転致傷となった。2人はこれまで同様の危険なパトカーごっこを繰り返していたというから、悪質です」(捜査事情通)

 本人たちは走行中の車両が道を譲り、満足だったかもしれないが、アホな「パトカーごっこ」に巻き込まれたタクシー運転手や乗客は大迷惑。たまたま軽傷で済んだが、一歩間違えれば大事故につながる。そんなことも分からないのか。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末