憧れの姿に成りきり職務質問を繰り返す…26歳「警察マニア」の徹底ぶり

公開日: 更新日:

 能塚容疑者は運転手として配送会社に勤務し、奈良県西和署管内で荷物の積み下ろし業務を行っていた。約1カ月後の5月、事務手続きのため、配送会社が能塚容疑者の運転免許証を西和署に提出。職員が能塚の免許証を確認したところ、フォントがおかしいことに気づき、偽造が発覚。能塚容疑者は免許取り消し処分を受け、免許証を偽造した疑いで逮捕された。

 捜査員が能塚の自宅を家宅捜索すると、出るわ出るわ。ニセ警察手帳をはじめ、モデルガンやホルスター、レプリカの警棒、帯革、防犯と書かれた腕章などが次々見つかった。

「パトロールに使っていた覆面車両風の車内には赤色回転灯が置いてあり、サイレンのスイッチや車外に呼び掛けできるハンドマイクを設置するなど、緊急走行仕様に改造されていた。車の中には聞き取りメモが残され、そこに記された連絡先に確認すると、浜寺公園で職質を受けた男性が電話に出て、『警察官2人に声を掛けられた』『てっきり大阪府警の人やと思っていた』と驚いた様子で話した。2人は相手が素直に従う姿を見て、優越感を覚えていたようです」(捜査事情通)

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」