ソチ五輪フィギュア女子代表の“大穴”は今井遥
オフには、昨年まで浅田が行ったように一からスケーティングを見直した。アリッサ・シズニー、ジェレミー・アボットら米国を代表するスケーターを育てた佐藤有香コーチの指導もあり、技術の向上に加え、演技に妖艶さが備わったと、スケート関係者が口を揃える。今季初戦のオンドレイネペラ杯(スロバキア)で優勝し、GPシリーズ出場権を獲得した。オフの成果が出て、フリーの技術点は世界トップクラスに匹敵する50点台後半(57.33)をマークしている。ソチ五輪の出場枠は最大で3。今井は2度目の出場となったGPシリーズで躍進し、鈴木や村上を抑えてソチの代表権を狙う。