7日W杯組み合わせ抽選会 日本が「死の組」に入る公算
ブラジルW杯組み合わせ抽選会に先立ち、出場32カ国の「ポット分け」が4日、FIFA(国際サッカー連盟)から発表された。抽選会に出席するザッケローニ日本代表監督は「未対戦の国とやりたい」とコメント。ブラジル、イタリア、メキシコに全敗した6月コンフェデ杯、手も足も出なかった8月ウルグアイ戦の「トラウマを引きずっている」(サッカー関係者)からだが、W杯でも「コンフェデ杯クラスの死の組に組み入れられる可能性はある」(前出関係者)ともっぱらだ。
アジア勢、北中米・カリブ海勢と第3ポットに入ったザック日本にとって、最悪の「死の組」は「第1ポット・アルゼンチン、第2ポット・イタリア、第4ポット・フランス」。某マスコミ関係者がこう解説する。
「第4ポットに欧州勢9カ国が入り、組み合わせ抽選会前の無作為抽選によって1カ国が第2ポットに入る。イタリアが第2に回った場合、日本と対戦する可能性が急浮上する。FIFAは、話題性のある組み合わせを歓迎する傾向にある。イタリア人監督ザックと母国イタリアとの対決は、当該国以外のファンにとっても興味深い対戦カードとなる。アルゼンチンは優勝候補。フランスは第4ポットの中では世界ランク下位(19位)だが、高いフィジカル能力を誇る黒人選手が主体で日本が最も不得手とするチームです。死の組の日本が3戦とも惨敗してもおかしくない」