都並敏史が見たCWC 「バイエルンは日本代表の格好のお手本」
他に見習って欲しいのは、バイエルンのGKノイアーの守備範囲の広さです。
広州恒大がカウンターを仕掛け、バイエルンDFの背後のスペースを突かれる場面が何度か見られましたが、ノイアーが適切なタイミングで飛び出し、ピンチを未然に摘み取りました。
両サイドDFの動きにも感心しました。サイドライン沿いでのプレーにとどまらず、積極的に相手エリアに突き進んでいったかと思うとズバッと中に切れ込み、相手ゴールを脅かしました。
W杯アジア予選で苦戦した試合は、選手が監督のゲームプラン通りのプレーしか出来なかったことが原因のひとつに挙げられます。バイエルンは格好のお手本なのです。