キャンプ絶好調! バレンティンにDV逮捕の“後遺症”まったくなし
キャンプ前は、調整遅れが心配された。1月に妻カルラさんに対する暴行、監禁容疑で逮捕。並行して離婚協議も長期化の様相を見せていた。キャンプ初日から合流したとはいえ、まともなトレーニングをする余裕はなかっただろう。
が、周囲の不安も杞憂に終わりそうだ。キャンプがスタートするや、初日から元気いっぱいでハイテンション。挑戦中の一塁守備では、シートノックで送球をミスすると、帽子を取って「ゴメンナサイ」と謝ったり、準備のためにグラウンドのブルペンで投げている打撃投手に近寄り、「オー! ナイスボール!」なんて声を掛けたり。ムードメーカーとしても存在感を発揮している。
「バレは逮捕騒動で注目されたからか、食事のために沖縄の夜の街を歩いていても、あちこちから声が掛かる。この間、食事をした後に店を出たら、『バレンティンだ!』と一般人が集まり、『サインください』『写真撮ってください』とバレに群がった。野球選手はそういう状況を嫌がるものだし、バレもさすがに無視するのかなと思いましたが、気さくにサインや写真撮影に応じていました。グラウンド内外で、今年はきちんとやっていこうという気持ちが出ていると思う」(チーム関係者)
キャンプは始まったばかりだが、今のところ醜聞による影響は、まったくナシ、といえそうだ。