巨人宮崎キャンプの誤算 投手陣に故障者続出の“真犯人”
松井の臨時コーチ就任で、宮崎キャンプには例年の何倍もの報道陣とファンが押し寄せた。某選手が「これだけの人が集まるとチンタラしたとこなんか見せられませんよ」と言うように、知らず知らずのうちに調整のペースが上がったり、乱れたりする選手もいた。そこへ、「レギュラー白紙。全員横一線」と強調した原監督の方針が拍車をかけたのか、初日には一軍全投手がブルペン入り。斎藤投手コーチは「30年のプロ野球経験の中で初めて」と喜んでいたが、異例の調整ペースの弊害が早くも出た格好である。