人種差別騒動は影響? メッツ松坂と渦中コーチの意外な関係

公開日: 更新日:

 日本人投手との関わりも深く、タイガース時代(00年)には野茂、ドジャース時代は斎藤(現楽天)らを指導した。昨季終了後、契約が切れた松坂の残留を球団に要望したのは、このワーセン投手コーチだった。

 高橋尚成(現DeNA)がメッツでプレーした際、捕手との呼吸が合ってないと見抜かれ、「メジャーでは投手主導で配球を組み立てるものだ。打たれたら、それは自分の責任」と諭されたという。

 一緒にゴルフに行く仲のワーセン投手コーチの人柄を理解しているからだろう。今回の件に関して松坂は「本人も謝罪していることだし、このことで関係がこじれることはない」と話している。

 今季、完全復活を目指す松坂にとっては“差別発言コーチ”の存在はむしろ心強い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

  4. 4

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  5. 5

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 8

    「皐月賞」あなたはもう当たっている! みんな大好き“サイン馬券”をマジメに大考察

  4. 9

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  5. 10

    常勝PL学園を築いた中村監督の野球理論は衝撃的だった…グラブのはめ方まで徹底して甲子園勝率.853