井川や松坂とどう違う? 徐々に評価上がるマー君の「適応力」

公開日: 更新日:

「少なくともイガワ(井川)やダイスケ(松坂)のようなことはないだろう」

 ヤンキースの田中将大(25)に関して、ニューヨークメディアのひとりがこう言った。

「イガワはこちらに来た当時から硬いマウンドが合わない、下半身がうまく沈まないからチェンジアップが抜けないとブツブツ言ってた。松坂もキャンプが始まるなり、もっと投げ込みたい、ボールが滑ると不満タラタラだった。実戦が始まるとマウンド上で、ボールが手につくように指をペロペロとなめまくってたほど。けれども、タナカは違う。ボールやマウンドの違和感をクチにしたことがないし、調整についても、まずこちらのやり方でやってみるというスタンス。メジャーに適応しようとして、実際、順応しているように思う」

 なるほどオープン戦のマウンドを見る限り、足元やボールを気にしているふうではない。新しいボールをもらったときに手でこねる程度。ダルですら1年目はボールが手につかず、イライラするしぐさを見せたのに、田中はそんな様子をみじんも感じさせない。

■いつの間にかイチャモンをつける選手が増え…

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末