勝っても憮然 中日・谷繁兼任監督もイラつく“統一球問題”

公開日: 更新日:

「カブレラが勝って、ベンちゃんが1000打点を挙げて、平田が打った。単純にそんな試合でした」

 勝利監督インタビューを受ける谷繁兼任監督の表情はぶぜんとしていた。

 中日打線はDeNA投手陣から11点を奪ったが、肝心の投手陣が計6失点。6-2の六回、2番手で登板したドラ2新人の又吉が四球からピンチを招いて3失点と崩れ、九回にはルナ、堂上直に連続エラーが出た。

 谷繁監督は、広いナゴヤドームを本拠地にしていることもあり、守りの野球を掲げている。ただ、15試合を終えてチーム防御率はリーグ3位の4・06。この日は8四死球を与えた結果、計62与四死球はリーグワースト。ナゴヤでの成績も6勝4敗にとどまっている。四死球は試合の状況によって意味合いは変わるものの、又吉のように「無駄な失点」につながるケースは避けたいところだ。

 守り勝つ野球はまだ確立されているとはいえないが、早ければ来週から「飛ぶボール」は回収される。自軍の打撃力は低下しても、中日にとっては追い風になるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議