投打好調で年俸増確実 加速する日ハム大谷のメジャー挑戦

公開日: 更新日:

 海外FA権取得なんて悠長なことは言ってられない。

 二刀流で脚光を浴びている日本ハム大谷翔平(20)。9日の楽天戦でも4安打1失点の完投勝利で8勝目。自己最多の16個を奪った三振数は球団タイ記録。計111三振でリーグ2位に躍り出た。

 気になるのが、大谷が目標としているメジャー挑戦。この日も元日ハム監督でヤンキースの育成担当特別補佐を務めるヒルマン氏をはじめ、複数のメジャースカウトがネット裏で大谷の投球を食い入るように見つめていた。

■年俸は投打で別査定

 大谷は昨オフの契約更改で年俸が1500万円から倍の3000万円に上がっている。投手としては13試合で3勝、打では189打数で3本塁打、20打点、打率・238と中途半端。それでも年俸が倍増したのは、メディアへの露出などが評価されたからだ。

 昨季ほどではないにせよ、今季も注目度は球界随一。さらに8勝1敗、打率・285、5本塁打20打点(9日現在)と、投打ともに好成績を残している。オフの契約更改では現在の3000万円から一気に1億円の大台まで跳ね上がってもおかしくはない。日ハムは大谷に対し、投打別々に査定を行っている。来季以降はそれこそ雪だるま式に年俸が膨れ上がっていくだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末