阪神・和田監督が執念…巨人戦6試合はクビ賭けた“天王山”

公開日: 更新日:

 和田監督がこの6試合にかけるのは、自身の「今後」とも関係がありそうだ。阪神OBが言う。

「阪神は前年2位に終わり、今年は打倒巨人を掲げている。巨人と3・5ゲーム差なら優勝の可能性も十分にあるが、契約最終年を迎える和田監督は親会社の株主から『クビ要求』を突き付けられ、後がない。チームが好調の今、巨人戦をアピールの場と考えたんだろう。巨人に勝てば、ファンも後半戦に期待が持てる。でなきゃ、勝負どころはまだ先のこの時期に、無理に先発ローテを再編しない」

 親会社、球団としても、宿敵巨人との6試合を和田監督の器を測るモノサシにしても不思議ではない。6試合で巨人を圧倒し、その勢いで逆転優勝できれば続投に近づくだろうし、逆に巨人に手も足も出ないようなら、ファンからの退陣要求はヒートアップする。シーズン中盤でも和田監督にとっては“天王山”なのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末