数字こそ大谷が上も…阪神・藤波「最多勝タイトル」の現実味

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 偉大な先輩と肩を並べた。阪神藤浪晋太郎(20)が1日のDeNA戦に先発、7者連続三振を奪った。阪神では小山、村山、江夏、能見に次ぐ5人目の記録。打っても、四回には一時は勝ち越しとなる2点中前打を放ったものの、七回4失点で勝ち負けはつかなかった。

 今季は7勝4敗、防御率3・57。116奪三振はリーグ2位(トップはメッセンジャーの158)。高卒2年目としては立派な成績だが、上には上がいる。同じ年の日本ハム大谷翔平(20)だ。

「160キロは到底出ない。いつも凄いと思って見ています」

 先日のオールスター第1戦で、藤浪は大谷と一緒に中継席に登場。「160キロを目指したい。高校時代は(藤浪に)負けている。甲子園で頑張りたい」と話した大谷に対し、藤浪は恐縮した表情でこう言っていた。

 第2戦(甲子園)に2人は先発。大谷は初回にいきなり自己最速、日本人最速となる162キロをマーク。その裏、藤浪も負けじと腕を振り、自己最速の156キロを投じたが、大谷の快挙の前には影が薄かった。

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