二刀流大谷の来季年俸 僕が査定担当だったら1億円アップを提示する
投手と野手の二刀流を続ける大谷翔平(19)の来年の年俸はいくらが妥当か。僕が日本ハムの査定担当だったら、最高で1億円アップの1億3000万円を提示する。
これは大谷が恐らく二刀流で達成するだろう最高の成績、「投手で10勝、打者で90安打」を挙げてチームが優勝した場合の査定だ。成績による上積みが4000万円、そして「存在査定」で3000万円、二刀流で優勝に貢献したボーナスが3000万円で計1億円。
「存在査定」とは文字通り、彼が存在するだけでプラスアルファされるお金。僕は今、野球界でこの大谷に最も注目している。僕は50歳を越え、ちょっとしたことでは刺激を得られなくなっているけれど、二刀流に挑む大谷はいろんな想像をかき立てられ、久々にワクワクさせてくれる選手だ。
4日のオリックス戦では、いきなり24球連続でストレートを投げ込んだ。最速は156キロで、そのほとんどが150キロを超えた。ここまでのストレートを続けて投げられる凄い投手は今の日本球界にはいない。しかも打者でも超一流の域に入ろうとしている。存在だけでものすごい価値がある。大谷が二刀流を続ける以上、毎年3000万円をあげてもいいと思う。