敵スコアラー脱帽 日ハム大谷はもう「7年目のダル」を超えた

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 さらに亀井スコアラーは続ける。

「昔のダルビッシュに似ています。といっても体格とかではない。ダルビッシュが体重を大幅アップさせて臨んだとき(日本では最後になった11年)のキャンプに似ている。当時のダルは自分自身の何かを変えようとしていた。同じように、今の大谷は何かを試しているように感じます」

■栗山監督は「セーブしないとマズい」と心配

 大谷が「試している」もののひとつは投球フォームだろう。厚沢投手コーチは「去年つかみかけたフォーム。まだ固まっていないけど、今日は無駄な動きがないし、軸もブレなかった」と評価している。

 ある球団OBは「予想以上の成長です」とこう話す。

「球団としては3年目が節目になると思っていたと聞いています。最初の2年間で基礎を固め、3年目に伸びてくる。当初の育成プランではそのはずだった。それが2年目で10勝10本。3年目の現在も進化は続いている。練習に対する姿勢といい、ハタチでも頭の中はベテラン選手並み。末恐ろしい子ですよ」

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