松井秀のヤ軍フロント入りでむしろ近づく「今オフ巨人監督」
ヤンキースのフロントといっても、「マイナーの巡回視察」と「若手のレベルアップ」じゃ、臨時コーチの延長みたいなもの。米国を拠点にする松井にとっては、指導者に向けた格好の修業の場になる。本人が古巣復帰へ意欲を燃やし始めた以上、今オフ、長嶋氏の発言通りになる可能性は極めて高い。
■会見に臨んだ松井の話「僕にとっても大きなチャレンジ。ヤンキースでは素晴らしい時間を過ごした。今度は若い選手の力になれるよう頑張りたい。メジャーのキャンプに参加している若手の中にも可能性を感じる選手がいる。そういう選手と時間をともにしてサポートしていきたいと思う。コーチや監督につながるか? 将来のことはまだ具体的に考えていないが、仮に、そうなったときに今回の経験が生きればいいと思う」