6試合無安打のソフトB李大浩 不振の裏に「ダイエット」あり
ソフトバンクの主砲・李大浩(32)が開幕から極度のスランプに陥っている。
昨12日の日本ハム戦も「5番・一塁」でスタメン出場しながら、4打数無安打(2三振)。これで4日の西武戦から6試合連続無安打となり打率も.109に落ち込んだ。
本人はこの体たらくについて、「タイミングの取り方が悪い。練習では出来ているのに」と嘆いているが、チーム関係者によれば「それだけじゃない。ダイエットも絡んでいる」という。
李は今春の自主トレで140キロ近くあった体重を絞り、約10キロのダイエットに成功。2月の春季キャンプ(宮崎)ではその「激痩せぶり」が報道陣や球団関係者の話題になり、「まるで別人」とまで囁かれていた。
ところが、急激に減った体重によって体のバランスや打撃の感覚に狂いが生じ始めたようで、オープン戦も打率.211、2本塁打に終わっていた。
本人にとっては良かれと思って始めたダイエットも、今となっては大誤算。胸の内では「やらなきゃよかった」と思っているかもしれない。