本人は自信も 巨人新助っ人カステヤーノスに“3ない”データ
アメリカ野球愛好会副代表・鈴村裕輔氏もこう言った。
「マイナーで率を残しているのに、メジャーへ上がると急激に打てなくなるのは、変化球や緩急を使った投球にもろいから。動く球やかわす投球に対応できないのは日本でもマイナスになるかもしれない。長打力の持ち主というのも疑問。マイナーで25~30本打っているならともかく、打っても10本台。一度、変化球でつまずくと後々まで響くかもしれません。残りシーズンを日本で数字を残してメジャーの評価を覆したいと考えているようですが、この時期に来日する外国人が成功するのは極めてまれなケースです」
27日の入団会見で、カステヤーノス本人は「二塁打を三塁打にするようなスピードがウリ」と胸を張った。足はあるのか。
「マイナー時代にコンスタントに2ケタ盗塁しているが、成功率は.750程度でそう高くはない。ヨーイドンで走れば速くても、牽制やマークをかいくぐって成功させるような技術はありません」(鈴村氏)
■サードの守備率では“落第点”