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児玉光雄追手門学院大学客員教授

47年兵庫生まれ。京大工学部卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院に学び工学修士号を取得。米国オリンピック委員会スポーツ科学部門本部の客員研究員として五輪選手のデータ分析に従事。前鹿屋体育大教授。日本スポーツ心理学会会員、日本体育学会会員。

メジャー席巻の韓国女子プロ 日本との差は「動機付け」と指摘

公開日: 更新日:

 日本の女子プロは希望系動機付けを好む。キーワードは「希望」「夢」「憧れ」であり、単純に「夢をかなえたい」という願望に基づいた動機付けだ。しかし、この動機付けでは弱過ぎるのだ。

 言葉で「優勝したい」と表現するのは美しいが、そこから切実感は伝わってこない。もっと言えば、この願望を言葉で表現するだけでは、何も前には進まない。

 一方、韓国の女子プロを支えているのは緊張系動機付けだ。キーワードは「貪欲」「危機感」「飢え」である。ハングリー精神を心の中に満たして貪欲に賞金を取りにいく。この動機付けは強力であり、必然的に彼女たちを猛練習に駆り立てることになる。この点において明らかに日本人選手は後れを取っている。

 それはともかく、ターンベリーでは、貪欲なプレーで優勝争いに絡む日本人選手が現れることを期待したい。

▽こだま・みつお 1947年、兵庫県生まれ。臨床スポーツ心理学者。追手門学院大学客員教授。大学時代、テニスプレーヤーとして全日本選手権に出場。大学教員になる前はプロテニスコーチとしても活躍。主な著書に最新刊の「錦織圭 マイケル・チャンに学んだ勝者の思考」がある。

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