国内男子下部ツアーの「厳しい現実」…カートを動かすリモコン操作も選手が行う
今季のJGTO「チャレンジトーナメント」(下部ツアー)は、名称が「ABEMAツアー」から「ACNツアー」に変わり、ポイント制に移行(レギュラーツアーは来季から)しました。年間ランク20位までが来季レギュラーツアーの出場権が得られます。
全13試合の第3戦「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI」(福井・越前CC)で、昨年のファイナルQTでバッグを担いだ松上和弘君のキャディーをやりました(女子プロの下部は帯同キャディー不可)。ちなみに松上君はアルゼンチン出身の母と日本人の父を持つハーフ。プロ仲間からは「ケビン」の愛称で親しまれています。
以前、下部ツアーで田中秀道さんのバッグを担いだのは約15年前。久しぶりでしたから、驚いたことがいくつかありました。
まず、月曜日の練習ラウンドは通常の営業日。ケビンの前の組はメンバーかビジターの方がプレーしていました。ハーフは午前、午後とも3時間もかかり、昼食休憩が1時間で計7時間。レギュラーツアーならハーフかスルーで回れます。火曜日はプロだけでしたが、早いスタートの5組はプロアマ戦になっていました。