大胆な阿部とは対照的…G高橋新監督「慎重かつ臆病」の素顔

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 緊張もあったろうが、「むしろ由伸なりの自己防衛。長いインタビューをしても、最後まで言葉を選び、決して余計なことは言わない。周囲の反応、自分への反響を気にしているからで、なかなか本音を見せない。慎重な男なのです」と日本テレビ関係者が言う。

 清武英利元球団代表が巨人在籍時に上梓した一冊の中にこんなエピソードが紹介されている。

 米大リーグのヤンキースが選手の着衣はもちろん、髪形や口ヒゲの手入れまでチームのルールとして明文化していることを知った清武元代表が、巨人のドレスコードもより具体的に定めようかと考えた。

 そこでチームリーダーの高橋由、主将だった阿部慎之助(36)らに相談。選手側の意見を吸い上げた際、高橋由とこんなやりとりがあったと書いている。

《根が真面目な高橋が、「穴あきジーンズはいいんですか」と言いだした。「いいとすれば穴は何センチまでですかね」。私がげんなりしていると、阿部が「それなんか、各人の自覚に任せるべきでしょう」と引き取り、何となくそれでお開きになった》

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