ジョーンズでも足りず…巨人貧打解消へ日ハム陽岱鋼狙い

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■ハムとの契約交渉は平行線

 そこで白羽の矢が立ったのが、日本ハム陽岱鋼外野手(28)だ。陽は昨季、25本塁打したようにパンチ力があって、なおかつ守って走れる。12年から3年連続でゴールデングラブ賞を受賞した実績の持ち主でもある。

 これが1年前ならば事情は違った。

 陽は自他共に認める日本ハムの「顔」のひとり。母国台湾では日ハム戦が放送されており、球団の海外での知名度アップにも一役買っている。

 しかし、今年5月にヘッドスライディングをした際、左手親指の付け根を剥離骨折。7月まで復帰出来ず、今季は86試合で打率.259、7本塁打、36打点、14盗塁。いずれも昨季を下回る成績に終わった。

 そこにルーキーの浅間(19)、岡(24)の若手外野コンビが台頭。

 浅間は高卒1年目ながら、46試合に出場して打率.285、10打点。右翼守備でポカをやらかすこともあったが、打力は評価が高い。

 岡は主に中堅、右翼で101試合に出場。身体能力には定評があり、守備範囲の広さと強肩は球団でも一、二を争う。打率.236と低調だった打撃にしても、球団内部では「それでも以前に比べれば打てるようになった。後は経験を積むだけ」といわれる。

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