後輩由伸の監督就任で気持ちグラリ 松井秀の視線は巨人に

公開日: 更新日:

 巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜(41)が27日、ジャイアンツ球場で野球教室を行った。全国47都道府県から1人ずつ募集した小学生を相手に、キャッチボールから守備練習。打撃練習では投手を務めた。フリー打撃実演では2本の柵越えを放つなど、約2時間の指導。ジャイアンツ球場でバットを振るのは13年ぶりで、「高校から(巨人に)入ってすぐここで練習した。懐かしかった」と感慨深げだった。

「将来はヤンキース? 巨人?」

 野球ファンにとって、ゴジラの今後は気になるところ。今年の肩書は「ヤンキースGM付特別アドバイザー」。最有力候補だった巨人の監督には1歳年下の高橋由伸(40)が就任した。現在は自宅があるニューヨークを拠点に活動しているだけに、「今年も巨人の監督を受けなかった。軸足は巨人よりヤンキースに置いているのでは」と見る向きもあるが、来年については「(ヤンキースの)肩書が変わる? (変わら)ないと思う。たぶん。何とも言えない」と歯切れが悪い。ある球界関係者がこう言う。

「将来、ヤンキースなどメジャーで監督やコーチを務めるには、マイナーで一から指導者の勉強をしないといけない。でも、そこまで執着していないみたい。巨人の監督就任要請を見送ったからといって、可能性が消滅したわけではない。今回はあくまでタイミング、時期が合わなかったということ。巨人一筋の後輩・由伸に先を譲ったという見方もできる。数年後の由伸監督の後任候補という意味では、今度こそ最有力なのは間違いない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末