スポーツ中継解説の質低下に「研究不足」とファン苦言
「解説が下手だと、音を消してナイター中継を見ているファンもいる。気持ちはよくわかる。米国のようにテレビだけでなく、携帯情報端末やパソコンなどで、選手やチームのデータが瞬時に見られるようにするなど、ファンが観戦の仕方を選択できる中継が理想です。プロ野球だって、例えばストッパーなら、持ち球や変化球の割合だけでなく、状況別のセーブ成功率、ボールゾーンのスイング率、ゴロやフライを打たせる率などを画面に出して欲しい。大相撲、プロ野球、サッカー、プロゴルフなど、どのスポーツ中継も創意工夫が足りませんよ」(前出・松野氏)
テレビ局は視聴率に一喜一憂しているが、スポーツ中継の数字が取れないのは自業自得でもある。