マメで降板にチーム冷や汗…G菅野の体が悲鳴をあげている

公開日: 更新日:

 リーグ27年ぶりの快記録を目前にして、巨人のエース菅野智之(26)がマウンドを降りた。

 えっ!? なんで? どよめくスタンド、ざわめく記者席。

 89年の斎藤雅樹(巨人=現二軍監督)以来となる3試合連続完封勝利がかかっていた22日のDeNA戦で、七回まで完璧な投球を見せていたのだから当然だった。

 150キロの真っすぐを連発し、打たれた安打はたったの2本。おまけに無四球とまったく危なげがなかった。球数だって89球。開幕から中5日が続いたとはいえ、登板予定だった20日の中日戦(鹿児島)が熊本地震の影響で中止になった。この日は休養十分の中8日の先発。アクシデント以外に八回のマウンドをマシソンに譲る理由が見当たらなかったのだ。

「(右手中指に)マメができたということで」

 延長12回の末に引き分けた試合後、高橋由監督がそう降板理由を明かしたが、圧倒的な投球を続ける菅野には、「だからこそ心配なんです」という声がチーム内には出ていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」