投球回数も12球団トップ 巨人・菅野の“孤軍奮闘”なぜ続く

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 菅野の直訴もあって、首脳陣は登板予定のない遠征には行かなくていいと独自調整を許可している。故障が一番困るから、最大限の配慮はしている。とはいえ、今の先発陣に昨季13勝のマイコラスのような存在がいない。

「要するに、菅野一人にマークが集中するプレッシャーは半端ではありません。これだけ防御率がいいのに、打線が弱いからまだ5勝。高橋監督も勝ちをつけたいもんだから、どうしても登板を引っ張ってしまうんです」(チーム関係者)

 すでに二軍で登板しているマイコラスの一軍復帰を首脳陣はアテにしている。新人の桜井やポレダも来月には復帰する見込みだが、マイコラスは二軍でも打たれている。2年契約の1年目の今季はそもそもやる気があるのかも疑問。菅野はエースの証しとして「200イニングにこだわる」と話したことがある。が、過去3年間で一度も到達していない。14年の後半には右ヒジを故障した。パンクする前に、打線だけでなく、マイコラスらの投手陣の“援護”も必要だ。

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