競泳男子800mリレーで銅 52年ぶり表彰台で“伝統復活”
800メートルリレーはもともと、日本の独壇場だった。32年、36年の五輪を連覇。日本はこれまでに6度、表彰台に立っている。個人種目で代表に入った萩野を除く3人は、この日のために所属チームの垣根を越えて合同練習を繰り返し、見事に伝統を復活させた。
▽萩野の話「失敗は許されないと思った。後ろの3人が心強く、うまくバトンを渡せました」
▽江原の話「3人に助けられた。目標のタイムには届かなかったが、3人の力を借りてメダルを取れました」
▽小堀の話「前の2人がいい順位で来てくれた。ボクはボクの仕事をやるだけで、死ぬ気で行きました」
▽松田の話「絶対にメダルを取りたいと思った。このメダルをきっかけにこの若い選手たちが日本の自由形を強くしてくれることを願っています」
■男子800メートルリレー決勝
①米国7分0秒66
②英国7分3秒13
③日本(萩野公介、江原騎士、小堀勇気、松田丈志)7分3秒50
④豪州7分4秒18
⑤ロシア7分5秒70
⑥ドイツ7分7秒28
⑦オランダ7分9秒10
⑧ベルギー7分11秒64