賞金女王は韓国人ばかり 日本人プロの実力低下に識者苦言

公開日: 更新日:

 李知姫だけではない。全美貞(33)が約9億5716万円(生涯獲得賞金4位)。アン・ソンジュ(29)が約7億6501万円(同7位)、イ・ボミ(28)が約6億9677万円(同12位)と、韓国人プロの稼ぎっぷりはすさまじい。賞金女王タイトルもここ6年間で日本人は森田理香子(26)ただ1人で、あとはすべて韓国人プロだ。

「日本ツアーも米ツアーも韓国人プロが増え、韓国人同士の戦いなら相手に遠慮はいらないということなのでしょう。そうやって韓国人のレベルが上がる一方で、日本人のレベルは下がりっぱなしです。世界から大きく後れを取っています。朴仁妃やイ・ボミのような絶対的に強いプロが日本人にはいない。韓国だけでなく、最近はタイなども若手の育成に力を入れ、すでに女子はメジャータイトルを獲得している。日本女子プロゴルフ協会も、黙っていてもスポンサーがつくからと、それで満足しているようにしか思えません。なぜ日本人プロに『外国人選手のために大会を開催しているのではない』と、叱咤激励しないのか。現状を打開するには、日本人選手のレベルを上げて韓国人を倒してもらうしかないのです」(前出の三好氏)

 日本ツアー参戦を目指して今年も多くの韓国人プロが日本ツアーの予選会に出場している。もう韓国人プロの優勝シーンは見たくない、というのはゴルフファンの切実な願いだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ