清宮フィーバーが後押し 早実が狙う“春夏連覇”の現実味

公開日: 更新日:

■球場の異様な雰囲気

 前出のOBが続ける。

「和泉監督がこの1年生を抜擢しているのは、『1』を背負う副主将の服部がピリッとしないから。ただ、中川の急成長はうれしい誤算ではないか。2回戦から4試合連続で先発を任され、前日の関東一戦で公式戦自己最長の6回を投げ抜き、連投の準決勝の国士舘戦は7回を0封。他にも夏からベンチ入りしている1年生左腕の石井、赤嶺らが控えていて、まずまずの投手陣に整備されてきた。関東一はポロポロと守備が乱れた。3季連続で甲子園に出ている野球学校でも、早実の応援一色になる球場の雰囲気にのまれる。この後押しは甲子園でさらに威力を発揮する。かつて松坂がいたころの横浜高校が、甲子園春夏連覇を含む公式戦全勝をやった。和泉監督は清宮のラストシーズンとなる今年から来年にかけて、それを狙っているのです」

 来春は、甲子園に再び「清宮フィーバー」が巻き起こる。今夏の優勝校・作新学院、大阪桐蔭、履正社といった強豪校は、覚悟した方がいい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ

  2. 7

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  3. 8

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  4. 9

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  5. 10

    芳根京子も2クール連続主演だが…「波うららかに、めおと日和」高橋努も“岡部ママ”でビッグウエーブ到来!