決勝も劣勢必至…鹿島クラブW杯“大番狂わせV”へどう戦う

公開日: 更新日:

 もちろん彼我の実力差を考えると1点リードでは心もとない。次は「とにかくラッキーが重なること」(六川氏)だ。

「ナシオナル戦でGK曽ケ端が神がかりセーブを連発。相手シュートがクロスバー、ポストを直撃して失点を免れるシーンがあった。このラッキーが、レアル戦でも続くことが鹿島勝利の絶対条件です」(前出の六川氏)

 さらにもうひとつ、鹿島の敷いた守備ブロックが、レアル戦でもきっちり機能することである。

「鹿島は、今大会で試合をこなすごとに海外クラブとの戦い方に馴染んでいった。ナシオナル戦でも機能していたが、相手ボールになるとセンターラインの前から相手ボール保持者に複数でプレッシャーをかけ、自由にプレーさせないことで攻守のバランスを崩すことに成功した。レアル相手に自陣に引きこもって守り倒しても、無失点でいることは至難のワザですからね。積極的に《前から守備》をやっていきたい」

 ラッキーにラッキーが幾重も重なれば……ひょっとするかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方