レアル戦2Gで欧州移籍加速も…鹿島柴崎“低評価”の原因

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 欧州代表レアル・マドリードの優勝で幕を閉じたクラブW杯。開催国代表の鹿島が、金満銀河系軍団と決勝で演じた好勝負が話題となった。

 中でも、2ゴールを挙げた鹿島MF柴崎岳(24)の名前は瞬く間に世界に広まり、「年明け1月の移籍マーケット解禁に合わせて欧州に渡るだろう」といわれている。

「もっとも、今夏にドイツ移籍に動いたが、失敗に終わっている」とサッカーライターが続ける。

「今季の欧州各国リーグが開幕する前の7月ごろ、日本代表MF長谷部誠(32)が所属するドイツ1部フランクフルトと移籍交渉を続けたが、条件面の折衝前に話が流れてしまった。その後もドイツ、それに柴崎本人が希望しているスペインにターゲットを絞り、インテルDF長友佑都(30)やレスターFW岡崎慎司(30)を抱え、欧州サッカー界にルートを持つ所属事務所も力を入れて移籍先を探したが、柴崎に興味を抱くクラブは現れず、結局、鹿島残留に落ち着いた」

■レアル戦のゴールで風向きが変わるか

 それでも以前から海外志向の強い柴崎は諦め切れず、ドイツ2部やスペイン2部に照準を合わせて移籍先を探し続け、どうやら「スペイン2部の複数のクラブと移籍交渉を進めており、いずれも条件面など基本合意には達しているようだ」(サッカー関係者)という。

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