就任2年目でもV逸なら…G由伸監督“後任”にOB2人の名前

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 由伸だけは特別――とは、断言できないという。就任2年目を迎える春季キャンプに入った巨人高橋由伸監督(41)について、読売関係者がこう言うのだ。

「3年契約の2年目とはいえ、『今年の結果次第では……』という声が読売内で聞こえるようになっています。一昨年10月、野球賭博問題が火を噴く中で監督に就任した。現役を続けるつもりだった本人に火中の栗を拾ってもらったという負い目が読売、球団上層部にあるとはいえ、リーグ優勝を逃した監督1年目の昨年は、采配的にも営業的にも、評価できる部分が少なかったと厳しい見方があるのは確か。02年に第1次政権が誕生した原監督、04年に就任した堀内監督はともに三顧の礼をもって迎えられながら、いずれも3年契約の2年目オフに退団に追い込まれた。由伸監督に限って原、堀内両氏のようにはならないとは言い切れない。このオフ、過去に例のないFA3選手を補強し、新外国人2人を含む6人もの助っ人を揃えるなど球団が勝って当たり前の戦力を用意しただけに、由伸監督がよりシビアな目で見られるのは間違いありません」

 就任1年目の「高橋巨人」は昨季、リーグ優勝した広島に17.5ゲームの大差をつけられての2位。クライマックスシリーズでは、3位のDeNAに1勝2敗と足をすくわれファーストステージで敗退した。それ以上に球団関係者の顔を曇らせたのが、主催試合での観客動員だった。

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