強敵は韓国とオランダ 侍ジャパンの2大会ぶり優勝あるか

公開日: 更新日:

 キューバ、オーストラリア、中国との4カ国による1次リーグは、楽に勝ち上がれそう。最も骨のありそうなキューバにしても、近年の戦力ダウンは著しいからだ。

「力のある選手は投手より野手に多いが、その野手のメンバーに巨人にいた2年間で通算・163、6本塁打と使い物にならなかったセペダ(36)が名を連ねているほど。亡命してメジャーを目指す有望選手が後を絶たないうえ、昨年11月にキューバ球界の最大の理解者だったカストロが死んだことでチームの士気はガタ落ちです」(ナ・リーグのあるスカウト)

 問題は韓国、オランダが勝ち上がってくるであろう2次ラウンドだ。友成氏が言う。

「韓国は李大浩(34、ロッテ・ジャイアンツ)や呉昇桓(34、カージナルス)ら日本のプロ野球でも活躍した実力者がメンバー入り。戦力が充実しているうえ、1次リーグで敗退した前回大会の雪辱に燃えています。意外に強敵なのがオランダですよ。昨年20本塁打したヤンキースのグレゴリウス遊撃手(26)をはじめ、メジャーリーガーで固めた内野が注目されていますが、野手だけではありません。ソフトバンクの先発を務めるバンデンハーク(31)や、ドジャースの抑えであるジャンセン(29)もいる。オランダ領アンティルのキュラソーなど小さな島出身の選手が多く、現地はかなり盛り上がっているようで、選手の士気も高いですからね。韓国とオランダとの試合は苦戦が予想されます」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」