初マラソン日本最高 安藤友香に「ビギナーズラック」の声
■世界陸上で潰される
厳しいと言えば、リオ五輪の女子マラソンの日本勢も散々だった。序盤の5キロは17分20秒台のスローペースが、10キロまでは16分台にペースが上がると日本勢は第2集団に下がる。一時は追いつくも、福士加代子がトップから6分近く遅れての14位が最高だった。
前出の菅原氏が続ける。
「国内レースはPMのおかげで、中盤や30キロまではペースがほぼ一定です。安藤は世界陸上でトップランナーのペースの上げ下げや終盤のギアチェンジなどを体験し、東京五輪につなげればいい。スポーツマスコミは新星登場に沸き立ち、世界陸上でメダルの期待を一身に背負わせて潰さないことです」
マラソン2回目で「日の丸揚げろ」は確かに酷だ。