WBC米国初優勝に貢献 MVP右腕はトラブル連発の“爆弾男”

公開日: 更新日:

 173センチの小兵右腕が米国を初優勝に導いた。

 マーカス・ストローマン(25=ブルージェイズ)が22日(日本時間23日)のプエルトリコとの決勝戦に先発し、6回を1安打無失点。低めの変化球主体の投球で凡打の山を築き、MVPに選ばれた。2次ラウンドでは、同じプエルトリコ相手に4回3分の2を8安打4失点と打ちこまれたが、大舞台できっちりと借りを返した。

 今大会は母親の母国であるプエルトリコから代表入りを打診されたが、米国代表として出場。トロフィーを手にインタビューに応じたストローマンは「優勝した上に素晴らしい賞までもらえて、こんなにうれしいことはない」と笑顔を見せた。

 東部の名門デューク大3年時の2012年にドラフト1巡目でブルージェイズに入団。昨季までの3年間で62試合に登板し、24勝16敗、防御率3・91。15年には残りの単位を取得して卒業証書を得た。

 インテリの一面も持つが、マウンド上では豹変。執拗な内角攻めも辞さない強気な投球はもちろん、相手を挑発する行為を繰り返して騒動に発展することも珍しくない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」