巨人戦がまた節目に ヤクルト由規が“お待たせ”の初勝利
前回巨人に勝ったときからこの7年間、プライベートでも親しかった仲間が次々とユニホームを脱いだ。同期入団の山本斉(07年高校ドラフト3位)、1年先輩の増渕竜義(06年高校ドラフト1位)、1年後輩の赤川克紀(08年ドラフト1位)、そして同じ89年生まれの木谷良平(11年ドラフト2位)は昨年限りで引退し、打撃投手に転身。チームで同学年の選手は、徳山武陽(11年育成ドラフト1位)だけになった。
増渕たちとは今も交友がある。「常に応援してくれている。本当に感謝しています」と言う。
89年世代は、他球団では菅野智之(巨人)、中田翔(日本ハム)、菊池涼介(広島)らチームの中心を担っている。1勝を挙げただけではまだ足りない。