ホークスで相次ぐ主力離脱 代役4番デスパイネも病院行き
4番がまたアクシデントに見舞われた。
11日の阪神戦。試合中の走塁で右足を痛めたソフトバンクのデスパイネ(30)が、そのまま病院行きである。 三回1死一、二塁で松田が二塁打。スタートを切った二塁走者のデスパイネが175センチ、95キロの巨体を揺らして三塁ベースを蹴った直後、痛みに顔を歪ませた。右足を引きずりながら本塁に生還したものの、次の打席で代打を送られた。
ソフトバンクは、4番の内川が2日のDeNA戦で首を痛め、頚椎捻挫で登録抹消されたばかりだ。その代役のデスパイネも病院で「右太もも裏の肉離れ」と診断され、離脱が決定。この日は、10日の試合でファウルチップを右手中指に受けた捕手の高谷も骨折で登録抹消された。すでに先発3本柱の和田、武田、千賀を故障で欠いており、セットアッパーのスアレスも右ヒジ靱帯の再建手術で今季絶望となっている。
さしもの工藤監督も「いるメンバーでやるしかない」と沈痛の面持ちだったが、次カードの相手は、再び連敗が始まった巨人。せめてもの救いか。